Wednesday, December 13, 2006
米の炊き比べ コメント
下の画像の御飯 2種は日本を代表する米『コシヒカリ』とその改良米『ミルキークイーン』
のもの。
『コシヒカリ』の御飯はオカズが一緒に写っている。
『ミルキークイン』の御飯は丼に盛ってある。
見た感じは良く似ている。
味は『ミルキークイーン』はモチモチ感が強い。
共に農家が自家用に栽培する最上級のもの。
従って、どちらも美味い。
ミルキークイーンはこれだけで食べても米を楽しめる。
丼にしても美味い。カツの卵とじ「カツどん」なんか最高だ。
登米(とよま:宮城県)名物の油麩で卵とじをしたらまた良く合う。
またコシヒカリは中越が代表する米。
八海山が見えるあたりが特に美味いとされる。
水と土地の性状が大きく左右するのが米。
ワイン用のブドウ栽培地と何か似た一面がある。
なお、東北の古川を主生産地とする『ササニシキ』も美味い米。
一時、コシヒカリばかりが珍重されてが『ササニシキ』の美味さも見直されて来ている。
栗原の農家民宿『たかまった』で食べる御飯は最高です。
下の水田は栃尾(長岡市)の棚田、越路町と小国町(長岡市)水田と棚田
上の水田画像は小千谷の水田、西谷上部の棚田、ササニシキの本場栗原の水田
いづれも昨年9月中旬撮影
米の炊き比べ
Friday, December 01, 2006
米 ミルキークイーン
最近評判のお米『ミルキークイーン』
平成7年(1995)に農林332号として命名されたもの。
「こしひかり」を突然変異させてアミロースを10%に抑えた「新形質米」
普通のお米はアミロースが20%前後あるので、これを半減させてモチ米に近い
モチモチ感を強く感じる。
これだけで食べる時は水の配合を10%減らして炊く。
我が家には新潟県五泉市村松の農家から直接送って戴いた。
水で磨ぐと白いミルク状が普段の米(こしひかり)より多く出る。
炊き上がりは「こしひかり」とそう変わらない。
朝の弁当(6時半には作る毎日)から3時間近い時間を経過して食べる。
モチモチ感がある。甘みも強く感じる。
これだけで食べて旨い。おかずがいらない。米だけで良い。
驚いたな。
5KGで1級クラスだと3500円から4000円と高い。
(ネット販売では福島県天栄村のものが2400円と安いけど、程度は不明)
東北南部から南で生産可能も、まだ普通の米屋さんでは入手が難しい。
値段が高いので普通のササニシキと逢わせることを生産者は薦めている。
堅い飯がお好きならササニシキ(こしひかり)3合に対してミルキークイーンを1合にする。
水は2割少なくする。
柔らかい飯がお好きなら半々にして、水は少し控えめに。
私は今回は純粋に混ぜないで食べ終わるつもりです。
弁当に入れた娘(中2)の感想『堅くならないで美味しいご飯でした』
画像:ミルキークイーン 玄米と自家精米
水田は村松に近い五泉中央部(2005年9月撮影)