Thursday, August 19, 2021

 

長いご無沙汰 1年9か月前に湘南から北西270kmの上越市の美味い米の郷へ移動

このブログ長く放置でご無沙汰です。 現在の我が家の北側の景色
2019年12月1日から湘南の地の北西270kmの地 上越市三和区法花寺(ほっけじ)へ移動しました。 下の左が我が家 奥は青木会長設計施工監督をしたあおき味噌の工場兼住宅
< 面白い事に、湘南では川は南に流れていましたがこの地では北に流れています。 移動後の初期は川を眺めていると不思議な感覚でしたが、今は慣れています。 そういえば秋田では川は西へ流れていた。 日本は面白い処です。 移住した家は敗戦後の4年目に建て直した古い形式を残す農家住宅。 2階は木組みがむき出しで大工の棟梁の墨書がある。 施主と建前の日が記入されていて「昭和24年7月」とある。
敗戦後なので木もあちこちから集めたようで新品と廃材が組み合わさっている。 この地の大工さんは、京都の様に繊細に仕上げずにどうでも良い処はやりっぱなし。 入り口には元赤い牛を飼っていたという土間がある。 今は叩きは土で無くコンクリート仕上げ。 農家特有のトイレの跡がありますが、今は灯油置き場や物置へ転用。 母屋は総2階で200㎡以上ある。 雁木でつながる元牛小屋ガある(約60㎡) これは整理して今は道具置き場兼休憩所(バーベキュが出来る) 昔のサイロ代わりの2階が乗り(ここの東の開口部は開けっ放しも鳥の出入りはない)かなりの大空間。 昭和27年8月建設の蔵は今は駐車場と物置。 昨年から今年にかけての大雪(2m30cmも積もりました)ではここの屋根の雪が道路へドバっと落ちて 除雪した道路が使えないで大騒ぎとなる。・・毎年如何していたのでしょうね?
敷地は3方が公道に囲まれていて、東と北は水田。
新之助の穂が建ち始めた8月中旬
敷地の東側は用水(江とこのあたりは言う)ありで北の畑に水やりが出来る(これは移動後知りラッキー)。 面積は510㎡(縄伸び在りでそれ以上ある)。 母屋の北の日当たり良い場所に、移動後に野菜ガーデンを作る。 地の方の様に畝を長く取り、大量に植えることはしない。 カミサンと二人分のものとここでは買いにくいハーブと万願寺などを植えています。
近所のインテリ青木さん(なんと97歳もみそ会社の会長で毎日お仕事されている東京帝大5年中退の方)が 「可愛らしい畑だ」と・・・そこを目指していたのでその評価は嬉しい。 この2年今までやったこともない野菜の果実つくり・・・手を抜けず毎日作業で面白い。 夏はここの成果品が夕食などに料理になる。 絵描きのカミサンはここに移動後は絵描きは休業で料理人と菓子つくりとフォカッチャつくりに励んでいる。 毎日の食事が楽しみで幸せです。 移動時はあった定期バスはここへの停車が亡くなり、自家用車でどこへでも。 それが道の良い新潟なので、とても移動が楽で速い。 北の海側の直江津(16km)へは上沼道(70kmで走れて無料)と上越バイパス(これも70kmで走れて移動)で20分。 南の上越新幹線「上越妙高駅」へは12kmで16分。 ここの人は穏やかで車の運転も慎重で穏やか‥・・優しい運転の地域で助かります。 何処へでも煽る必要も無く渋滞もない。 ガソリン代は案外高くて安い処を探して街で入れていますが、143円から145円・・今週は146円。 我が家の北に信仰の山「米山(よねやま)」がある。993mも独立して堂々としている。 その東には尾上岳・・ここは空遊びの聖‥・・この二つは2階からも畑からも毎日みえる。
東には長野(飯山など)との境の山が連なる(1200~1300m峰) 南は長く白い頂上を見せる2300m峰(妙高山、火打山、焼岳など)が連なる。 ここへはゴミ出しや少しの歩きで見ることが出来る。この山系は北へ連なり謙信さんの城跡へ繋がる。
我が地の法花寺は、奈良時代から荘園の地。かって奈良朝が決めた京法華寺が立っていたと伝わる。 このあたりは奈良時代から美味い米で知られていて、東大寺の坊主たちが荘園にしていた。 前に住んでいたまずい米の湘南には古い歴史が無いのは当たり前か・・・ 太閤検地の時の記述に「法花寺のコメは最上」とある。 今は30戸の法花寺ですが、農家は半数程度・・・この上杉時代で10戸程度であまり変わらず。 しかし、昨年まで農業法人でやっていたのを昨年秋で解散。 今は地主として別の農業集団へ委託している。 なが~い米つくりから解放された法花寺の農家さん。 なかなか面白い近代的な集落です。 水良し米良しで酒つくりも良し。 三和区には一時首都圏で大人気だった雪中梅がある。 そこは今も頑張っていますが、普通酒はもうひとつ。 私の贔屓は南の集落の飯田にある「越後美人」と妙高市の奥にある「鮎正宗」 それらの報告は次回へ。 我が家の大雪光景やその他の季節の画像
大雪時の玄関
屋根除雪後の我が家
その前の我が家 昨年「2020年)の12月16」の雪景色

Comments:
画像が入るプレビューですが、何故か本物では・・・。

 
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